前回の記事では、ベンチャー企業に勤める際に、理解しておくべき必須の基礎知識についてご紹介しました。
今回の記事でも引き続き、理解しておくべき認識である「待遇と給与」についてご紹介します。

1.ベンチャー企業に正社員として雇用された場合

ベンチャー企業といってもその規模は様々ですので、一概にはいえませんが、基本的に同程度の規模の会社よりも「給与は低い」ことを覚悟しておく必要があります。
営業部門の社員であれば、基本給は相当低めに設定されており、そのぶん製品を売った実績に応じたインセンティブが支給されることがほとんどです。

また開発部門の社員であっても、自分が開発に関わった製品の売れ行きに応じたインセンティブで月々の収入が変動することもあります。

さらに総務事務といった、バックオフィス担当の社員には、インセンティブも存在しないようです。
基本給のみで仕事をするケースが多く、役付きでもない限り「月収20万円前後が支給されるのみ」という求人をよく見かけます。
また根本的に事務方は「アルバイトか派遣社員」という会社も珍しくありません。

また賞与に関しても、月給の何ヶ月分が年2回に分けて支給されるということもありません。
四半期ごとや年に1回、業績連動賞与として支給されることが多いようです。
場合によっては、賞与という制度そのものがない会社も存在しています。
給与面に関しては、「安定からは程遠いのがベンチャー企業」であると覚えておきましょう。

2.ベンチャー企業にアルバイトとして雇用された場合

ベンチャー企業のアルバイトの給料は、意外なことに同程度の規模の会社よりも高額な印象があります。
その理由としては、バイトでもある程度専門的な技術が必要だったり、現時点では社員として雇用するほどではないが、有望な人材として確保しておきたいという心理が働いき、それなりの時給が提示されているようです。
また残業ありきの職場環境のため、手取りの金額自体は高めです。

また正社員への昇格が頻繁に起こります。
ベンチャー企業はある程度実績のある人材を、中途入社で採用したがるのですが、そんな都合のいい人材が常に応募してくることはありません。
そのため、正社員よりコストの低いバイト社員を鍛え、一線で活躍できる人材に育てようとする傾向があります。

3.昇給や福利厚生について

福利厚生に関しては、「社会保険と交通費支給、有給休暇のみ」という会社が多いようです。
最低限は用意されているものの、充実しているベンチャー企業はあまり見かけません。
昇給に関しても「あくまで実績ベースで評価」されるため、よほどの功績を挙げない限りは、期待できないと思っておきましょう。

まとめ

当たれば大きいベンチャー企業ですが、基本的に収入や待遇に対する期待はできないようです。
次回は実際にベンチャー企業に転職した人の経験談をご紹介します。